2007年1月26日金曜日

JASRACが、まんがも食い物に…

JASRACが、音楽以外のまんがも含めた様々な方面の著作権管理や著作権料徴収を行うらしい。
…JASRACは、音楽で自身が管理していない音楽でも、今音楽に使っていないメディアに対しても、音楽だからって徴収できる…まあ、詐欺だよ…これは。2chとかで冗談で言われる生きているだけで、JASRACに金を取られる可能性だって否定できない。

利権だらけのシステムらしく、自分たちの関連団体に都合のいい部分は、そのようにって感じで処理されてるっぽい。実際、無駄に様々な関連団体があり、役員が兼任してる無駄だらけの会社であり、しかも本来の著作権者に正しく著作権料が支払われる可能性は低い状態で、CDなどはっきりと誰のものかわかる金以外、今売れてるからとか適当に判断して分配してるのが実態とか。
企業努力も惜しまず、音が出てればなんでもかんでも脅してでも金を毟り取る。著作権者の意向は、全く関係なく、毟り取る。企業でも、個人でも、意地でも、遡ってでも、毟り取る。

さて、まんがにも適用されちゃうと…まあ、音楽がそうだったように、文化としては“死ぬ”だろうねぇ。今でも、使い捨て状態になり、大量に生産され流れていく状態で、なんとか持っているのは、ユーザー同士のコミュニケーションにより、情報共有され、自分の必要な情報を取得し、それを得る事ができるからってのもあると思う。そのコミュや共有にはJASRACの介入により、事実上不可な状況になると考えられるので、そうなれば良い悪い関係なく淘汰され、衰退するしかなくなる気がする。

今、本当に必要なのはJASRACがまんがなど他の分野の著作権を管理する事ではなく、JASRAC以外が本来の意味で音楽の著作権を管理するって方だと思う。もうJASRACは腐りきってるだろう。そんな腐った団体のせいで腐りそうな音楽で金を今以上毟り取れないからって、他の分野に進出して毟り取ろうとは、…いや、勘弁してくれって感じだよ。少しは、文化を育てようって気がないのかって感じだ。