キチガイまんが、途中まで読んだ。
まあ、意外にも結構プロット的に練られてて、そういう意味では面白いかも。あと、これを読むと、少なくとも向こうの人の気質がはっきりとわかってて面白い。あと、劇中に出てくる日本人キャラや政治家、また一般的な日本人とされて挙げられてる場合以外の、話導入前のちょっとした日本人分析は結構的を得ている気がするし、そこで出る韓国人の意見もまともだと思った。まあ、この本の本質は、実はそこなのかもって思ったよ。要は、日本人は何か言われた時に何も言わないでスルーしてしまう人種だ、と。で、韓国人なら何か言う側か、言われたら全力で言い返す、と。例外はあるにせよ、ここは同意できる部分だし、おいら自身も納得だ。…まあ、途中まで読んだ感じでは、この本で唯一のまともな部分だったのかもって感じだった。実際、出てくる日本人は、主人公が指摘した日本人像に当てはまらない…どちらかといえば、韓国人像に当たるキャラばっかで、いまいち説得力が無い…いや、ここでその日本人像なキャラを出してしまうと、話が進まないから変更したのはわかるんだけど…なぜか登場日本人は皆すぐにファビョるのだけど、…好意的に見れば、お話を進めるためにキャラ付けしたのだろうって感じだ。
あと、この本は主人公は、日本に留学した経験があり、日本通で日本語も話せて、どちらかと言えば親日家って設定らしい。…でも、歴史観はバリバリの韓国寄りで、なぜか日本の歴史に詳しいのだけど、脚注で思いっきり間違った歴史を指摘されまくってる。その間違った日本の歴史を元に如何に日本が韓国に良くないことをしてるのかをファビョる日本人に諭す…で、日本人キャラも納得する…か、反論できずに口篭る。…まあ、間違ってるのは、日本史だけでなく、韓国側もどうだろうって感じで…なんか韓国五千年の歴史…とかあったけど、いやそれは無いだろうって感じだよ。仮にあったとして、この間朝鮮の皇族が絶えたので、そこで歴史は潰えてるし…。
まあ、この本…こういう系の本としては基本に忠実で、ある意味では素晴らしいのではないかとすら思う。
自分の言いたい結論をまず最後に据え置き、本当の事を交えながら、嘘や紛らわしい事柄を混ぜて進める…詐欺の手口って感じなのかな。まあ、軽いツッコミには、本当の事も言ってるので、そこを前面に出し、それを認めさせた上で、嘘も認めさせるといった感じ。
あと、主人公がすぐにファビョらず、比較的冷静に物事を考え、相手の都合も一応配慮する思考の持ち主ってのも、…まあなんだかアレだなぁって感じで。無礼な日本人キャラが出て、じっと耐え冷静に対処する主人公に、韓国をバカにするような発言が出たトコで、国をバカにされるのは気に入らないし、そして本当の事を知らない目の前にいる日本人が哀れなので、本当の事を言ってあげようってスタンス…エライねぇ。
まあ、その本当の事が、韓国の教育の賜物である歴史捏造しまくりだったり、中国の嘘史実だったりで、しかも日本政府は日本国民を教育として洗脳し、最終的には軍国主義にしたがってる…とからしい。
でもふと思ったのだが、今の時代、軍国主義って言葉自体、韓国か総連関係か社民党とかくらいからしか聞いた事が無い感じかも。…正直、日本が軍国主義になったとして、何も利点が無いよな。仮に、今日本が戦争を仕掛けるとすれば、軍事ではなく、経済的に…だろう。軍事的に、朝鮮半島や中国を取ったとして、…日本に利は無いしなぁ。
まあ、残りも読んでいこうって感じだよ。やっぱ、キチガイまんがはギャグとしては面白いや。