なんか2chとかで、ほりえもんの実刑判決が、日興とか他の判決に比べて厳しいのでは…とか論調をみて、そうだろうかと思った。また橋本弁護士が、あれは不当な判決だとの意見をみて、そうだろうかと思った…けど、これは実際にTVで見て、まあ法律家としては正しい意見と思いなおしたが。
…実際、やったことに対して、判決は甘すぎるくらいだと思った。アレは、擬似的な偽札事件だし、マネーロンダリングの噂も絶えない。ただ、結局足がかりにしか過ぎないと思われてた粉飾事件だけで完了してしまったので、この判決も仕方ないって感じなのだろう。…まあ、裏で組織が動いたって事なのかね…。
しかし、今でもほりえもんの騒ぎを大きくしたのは自民党である…と、言ってる人がいるが、ほりえもん率いるライブドアが表舞台に登場したのは、プロ野球球団買収騒ぎであり、IT系に疎いマスコミが持ち上げたからだ。アレは、ライブドアにとって、どっちにころんでもおいしい話だったのだろう。賭けには違いないが、マスコミは持ち上げまくって、結局あれからライブドアの行動の桁が違うようになった。
個人的に、どんなに評判が悪くとも、ソフトバンクや楽天は、実務があり、そこから成り上がってきたワケだが、ライブドアは違う…買収のみを実務としていただけだ。実際、ライブドアが起こした事業は、失敗してとっくの昔に消え失せてるワケだし。
某ブログで、ネタとしてか、ほりえもんの実績として、判断力とスピードというのを挙げてる人がいた。確かに並以上の判断力とスピードで、活動してたと思うが…出版などの時でも言われてたらしいが、約束を保護にする判断力とスピードにも長けていたらしい。つまり、無責任だからできる判断力とスピードってワケだ。
まあ、いろいろと思惑ありありの判決だろうから、…ま、こんなもんじゃねって感じかも…、なんか変な温情な手紙の朗読も含めて、ね。