2007年3月8日木曜日

なんだか従軍慰安婦問題についての話でちょっと

某はてなのトコにあった話で、安倍首相が如何に従軍慰安婦問題の事をわかっていないかを説いたエントリーがあった。
しかし、このエントリー自体が間違ってるんじゃね状態で、ダメダメだった。

そこでは、三つの指摘があった。

一つ目は、軍の慰安婦の問題についてだったけど…まず、これのどこに問題があるのか全く不明だった。戦争の時に、慰安所があるのは別に不思議でもなかったわけで、そこを攻めてる国はない。

二つ目に、嘘の勧誘や強制的な勧誘があったとの事。ここが、従軍慰安婦問題では一番の焦点であり、安倍総理が否定した部分だ。多くの証言などで元慰安婦や元日本兵などで整合性があり、歴史学的には当面決着がついているとしているが、そもそも個々の証言自体が歴史と合わない事も証明されてたはずだ。…まあ、どこの国の歴史学的に決着がついてるのか知りたいトコだ。少なくとも、俗にいう従軍慰安婦と称されてる人で、日本兵に強制されたとした証言を正式に言ったという話は聞いていない。似非従軍慰安婦が言った証言は出てるが、一歳年を取る間に三年間も働いてたりと年齢的におかしいとか、日本軍が居ない時代に働いているとか年表的におかしいとか、つっつけば簡単に翻る程度のその証言自体が信用できないものだった。

三つ目は、二つ目で意に反して連れてこられたのに、自分で意思で自由に帰れなかったとか…まあ意味はよくわからんが、意に反しようと自分で意思だろうと、戦時中の戦地に軍属で行った人が誰であろうと自分の意思で自由に帰れるとは思えない。

まあ、一つ目と三つ目はそもそも論外なので放っておくが、二つ目だけでいうと、他でも言われるように、証拠は全くない状態だ。多くの証言に整合性があるってのは、歴史を無視すればそうかもしれないが、歴史とすり合わせてみただけで、簡単に破綻する程度のものだったはず。第一、軍が関与した証拠が全く出てこないというのもおかしい。もし事件あったなら、何かしら出てくるはずなのである。少なくとも、そこそこ以上の規模で動いていたはずなのだから。

まあ、何か深い考えがあるのかもしれないが、どうも思慮の浅いマスコミに騙されまくってる人か、どこぞの活動家の意見にしか見えないかも。