新番組で、とりあえずなんとかUFOTABLEのまなびストレート!を、見れた。細かい話は抜きにして、感触が同社の作品のフタコイオルタナティブに似ている。まあ、スタッフ的にそうなんだろうとかも思ったが、公式ブログの話の一部から、どうも造り方が似てるらしい。要は、脚本に“余計な”情景や注釈、心情などを入れちゃうって事らしい。
思うに、これがあるおかげで、画の段階から演技が出来ているのではないか…とか思う。つまり、演技指導が出来た作品であり、テーマや話自体を置いておいて、その瞬間その場にいるキャラが正しい動きが出来ているアニメではないかと。昔の長丁場の作品なら、スタッフも慣れでそういう阿吽のような形で必要な演技も出来たのかもしれないけど、最近の短い作品ではそれが難しい。余程、キャラが立ってる作品ならともかく、やはりなにかがないと難しいのではないかな、と。
少し前の作品では、ギャラクシーエンジェルは、キャラの立った作品だったけど、あれだけバックグラウンドがある状態から始めても、ちゃんと空気が出来るまで十話近くかかった。そういう意味では、一気に一話からそういう状態にもっていけてる事を考えると、アニメ作品の制作のある意味は答えのひとつなのかも知れない。
…もちろん、脚本家がちゃんと作品を理解し、それを実現できるスタッフがいる事が、前提だけど…。